仕切り板か、容器ごと分けるトレーか
仕切り板は引き出しの中を区画に分ける方法です。トレーは道具を容器にまとめ、取り出したり掃除したりする単位を作る方法です。小さな箸置きと長い菜箸を一緒に収めるなら、区画の数だけでなく最も長い物が収まる部分を見ます。
突っ張る仕切り板では、左右の面の形と製品の固定条件を確認します。伸縮トレーでは、伸びるのが幅か奥行きかを確認します。同じ「伸縮」でも照合する寸法は異なります。
4つの寸法を記録する
| 測るもの | 記録欄 | 見落としやすい条件 |
|---|---|---|
| 底面の幅と奥行き | 幅____ / 奥行____ cm | 側面が斜めなら上端より底が狭いことがある |
| 閉めた状態の有効高さ | ____ cm | 仕切りの高さと収納物の飛び出し |
| 一番長い道具 | ____ cm | 区画内の長さは製品外寸より短い |
| 上段を動かす空間 | ____ cm | 下の道具を取るときにトレーをずらせるか |
既存のトレーを入れたまま採寸すると、引き出し本体の有効寸法を見落とします。一度外して測り、取っ手や留め具の出っ張りも記録してください。
仕様例:伸びる方向と対応する高さ
山崎実業「伸縮&スライド カトラリートレー タワー」(3382/3383)は外寸が幅25×奥行24.6〜45×高さ5.7cm。公式資料には引き出し内寸の高さ6cm以上という対応条件も記載されています(2026-10-02確認)。
伸縮するのは奥行きです。幅24cmの引き出しに合わせて横幅を縮めることはできません。また本体の高さ5.7cmだけを見ず、メーカーが指定する高さ条件を使います。上に道具を重ねる場合は、閉めたときの高さを別途照合します。
区画を決める手順
- 毎日使う道具と、たまに使う道具を分ける。
- 長い物を収める区画を先に確保する。
- 小さい物を置く区画を決め、上に重ねず取り出せるか試す。
- 紙で候補の外寸を作り、引き出しの底に置いて干渉を確認する。
- 伸縮部と上段の操作に必要な余地を説明書で確認する。
紙の型は平面の検討用です。高さ、脚、厚み、固定方法まで適合を証明するものではありません。
購入前チェックと迷ったときの判断
- 伸縮する方向が、調整したい方向と一致している。
- 最小外寸が引き出しの底に収まる。
- 本体だけでなく、収納物を入れた高さで閉まる。
- 一番長い道具が区画の内寸に収まる。
- トレーを外して掃除できる。
引き出しを開閉するたびに道具が移動する場合は、区画を増やす前に収納量と製品の固定条件を確認します。寸法が足りないトレーを無理に押し込むのは避けましょう。